吟行 「塩船観音寺」火渡り荒行修行「火祭り」

 晴天が続くゴールデンウイーク、いつもの俳句メンバーでJR青梅線「河辺駅」の北方に、「花の寺」として知られる塩船観音寺へ出かけました。塩船観音寺は国重要文化財・都・市重要文化財護持に指定され、東京にありながら豊かな自然に包まれていて、この時期は「つつじ祭り」が開かれています。又連休の5月3日に柴燈護摩供火渡り荒行修行が行われます。刀を持った山伏たちが次々と焚いた護摩の上を素足で歩いて行くという修行の様子を見ることができます。そのイベントが行われるため、河辺駅を降りると大変な人混みで、バス停から陸橋の上まで長蛇の列ができて、何台も臨時バスが出ていました。

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塩船観音寺の大杉

 観音堂登り口に2本の大杉が立っています。左側の杉は目通り幹囲6.96メートル、高さ38.6メートル、右側の杉は目通り幹囲5.86メートル、高さ41メートルあります。ともに樹齢1千年を超え、東京都の天然記念物に指定されています。
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塩船観音寺の護摩堂の裏手には、すり鉢状の庭園があります。庭園には17000本のツツジが植えられ、赤や白、紫、ピンクなど様々な色のツツジを楽しめます。塩船観音寺のツツジは品種が多く、それらの開花時期も若干ずれるため、長い期間観賞することができます。
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 毎年4月中旬から5月中旬にかけて「つつじ祭り」が行われ、5月3日の大祭には、真言宗修験道の柴燈護摩が焚かれます。山伏の行列、そして、真っ赤になった火の中を真言を唱えながら、火渡りの荒行が行われ、その迫力と壮大さは見事の一言です。

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 この一連の儀式は、ほら貝を吹きながら山伏たちの一行が入場するところから始まる。薪や柴で高く積み上げられた「護摩壇」の前に山伏が代わる代わる登場し、ほら貝や斧や太刀や弓などを用いてさまざまな儀式が行われます。





 これらの所作は、どれも魔よけや護身の意味があるという。一通りの儀式が終わり、いよいよ護摩壇に火が灯される時がきたました。二人の山伏が同時に手にもった松明から火を点けると、煙があっという間に立ち込め園内を高々と昇っていきました。僧侶たちの読経の中、大きな炎が音を立てて燃え盛り、その様子を動画で撮影してみました。



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その後も諸々の儀式が行われ、合間合間にほら貝や錫杖の音が鳴り響いていた。ここまでは「柴灯大護摩供(さいとうだいごまく)」という儀式で、「火渡り」は実際にはこの後に行われる。刀を持った山伏たちが次々と焼け焦げた柴の上を歩いて行くのだが、その歩みの速さから察するにやはり熱そうである。なかには余裕顔で通っていく者もおり、「心頭滅却すれば・・」ということなのだろうか。

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最後は、一般の火渡り希望者がぞろぞろと歩いていくのだが、その頃には大分熱さは収まっていたようだ。

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この記事へのコメント

  • さゆり

    さすがの早業和子さん、すごい行事でしたね。私は二回目ですが、今回あの大観音像がつつじの燃える山頂から微笑みを投げかけられるお姿は初めてです。5年前にんひ建立とか、でかければ色々な感動に会えていつまでも歩ける健康に感謝ですね。火渡りのご利益がありますように、動画であの興奮、ありがとう
    2015年05月05日 17:40
  • マコちゃん

    またあの感動が甦ってきました。撮る位置が良かったですね。全体が良く撮れていました。2回ほど塩船観音へは行っていますが、いつも花の時期で催しをやっているは初めてでしたので、とても良い経験が出来ました。吟行でいろいろな場所へ連れて行っていただけるので俳句は上達しませんが、入会してよかったと思います。かこちゃにの感謝です。
    2015年05月05日 20:03
  • はるちゃん

    早速、アップしていただき有難うございます。本当に凄い行事でしたね。修行とは言え熱い柴の上を素足で歩くなんて・・テレビのニュースでは観ていましたがライヴでは初めてでした。感動!!つつじも見事でしたね。お天気にも恵まれて楽しい一日でした。和子さんのおかげで、動画で観ることができ、その上写真まで・・いつも感謝しています。
    2015年05月06日 13:10
  • としくん

    素晴らしく幻想的で尚且つ、重々しい、
    行事に遭遇されて、
     ぜひ、としくんも行きたいです。
    2015年05月09日 12:13
  • マック

    火渡りのシーンは圧巻ですね。心頭滅却すれば火もまた涼し とは誰か偉いお坊さんの言 腰痛で苦しむ小生はあやかりたいものです  行きたかったなあー肉眼でもみたかったと思いつつ、写真を観賞しています。次回は根性を叩きなおして参加できるよう頑張ります。ありがちうございました。

    2015年05月10日 09:44
  • リリーちゃん

    塩船観音寺火祭りと秩父長瀞の火祭りは同じような行事なのでしょうね、長瀞の火祭りは良くテレビ放映で見ますが、塩船観音寺の火祭りは知りませんでしたのでとても良く出来上がった作品を動画で見る事が出来有り難うございました。 以前奈良東大寺「二月堂」のお水取りを観光で行きましたが、夜の松明から火花が散り怖さとありがたい気持ちが一杯だった事が思い出されました。カコちゃんも今年一年は「無病息災」で過ごす事が出来ますでしょう。
    2015年05月24日 21:21

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